串田和美版『ファウスト』の稽古をのぞきに来ませんか?

茅野市民館マルチホールでは今、
『FAUST2010 in Chino』という演劇の稽古が真っ盛り。
その稽古の様子を見学し、
2度、ブログにアップしてくださった方を、ゲネプロにご招待しちゃいます。
ゲネプロというのは本番さながらに行なう通し稽古のこと。
作る過程を知っているとこれがもっと面白く観られるんです。

なんでこんな企画を考えたのかって?

それは普段、演劇を見たことのない皆さんに演劇の面白さを知ってほしいから。
日常では体験できない不思議な世界をのぞいてほしいから。
そして皆さんのブログにアップしていただくことで、串田和美版『ファウスト』を宣伝して、一緒に盛り上げてほしいから。
少しでも気になったブロガーのみなさん、まずは「こちらのフォーム」にご一報くださいな。

2010年08月31日

フランス&カンボジアからパフォーマー達がやってきました!

 稽古がお休みの今日、、、
 海外のパフォーマー達が茅野にやってきました!!!


 成田着~バスの中で。


 夕食中~茅野駅前にある居酒屋「もんど」のマスターと。

 

 とてもステキな方々ばかり♪
 これから茅野の方とどんな交流ができるのか、とても楽しみにされていました!
 
 こんな機会はめったにないので、フランス語が話せる方は、是非市民館まで遊びに来てください~

 今日は、マルチホールで仕込みが行われ、明日からはいよいよ舞台を使った稽古が始まります。
 
 明日は海外組を歓迎する為のワークショップも開催します。当日参加もOK!茅野市民館0266-82-8222までお電話ください。

華麗な彼らのパフォーマンスと素晴らしい舞台に、乞うご期待です!!

今日送迎にお付き合い頂いた金井さん、本当にお疲れ様でした。明日もどうぞ宜しくお願いいたします。(荻)
 




Posted by まつもと市民芸術館at 22:46
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2010年08月29日

徐々に公演の姿が見えてきました。

連日の稽古にも関らず、朝から元気に出勤(?)される俳優の皆さんの姿に元気をもらいつつ、稽古7日目を迎えました。

「ファウストとメフィストが組んで何かをやる」


 「友達を増やすのは善行?」
 → 願いを叶えすぎると、結果が思わぬ方向に進んでいく?


 「村人の願いを魔法でかなえる。その結果得たものは?」
 → 願いを叶えるということを餌に、自分の好きなように生きるファウスト


 「怠け者の村を働き者の村に変えたら?」
 → 願いを叶えたとしても、また他の要望が発生する



 「ファウストの願いは『経過はいらない!?』」
 → 様々な状況を考えた上での願いの叶え方ならばいいが…

『ファウスト』・・・その姿が、徐々に現れてきたような気がした7日目の稽古風景でした。


明日30日と31日は稽古はお休みです。
そして、いよいよ9月1日から、フランスとカンボジアのパフォーマーたちが合流して稽古が始まります!

9月1日初日は「ウェルカム!出演者とリズムサークルでコンタクト!」と題して、市民参加による歓迎ワークショップを開催します。出演者とサークル(円)になって、簡単なリズム楽器でコミュニケーションをするワークショップです。【19:00開始/参加費無料】
申込みをされていない方がいらっしゃいましたら、まだ間に合いますので、茅野市民館 ℡0266-82-8222/E-mail ccc@chinoshiminkan.jp までご連絡ください。

お待ちしております!!





Posted by まつもと市民芸術館at 23:10
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2010年08月28日

内田紳一郎さんによる「絵本の世界」を演じよう!ワークショップ


市民25人が参加しました。
ジェームズ・サーバー作「たくさんのお月さま」の
登場人物に変身し、ストーリーを展開していきました。
演ずる側も観る側も一体となり、拍手と笑いの1時間でした。


 ストーリーテーラー★内田紳一郎!!
 王様は和ばぁ。魔法使いは梨絵ちゃん。 
 

 参加者全員によるカーテンコール♪
 拍手を送るのはファウストに出演するメンバーでーす。
 おぉ、逆転の構図!! 

頭から湯気の出る内田さん、本当におつかれさまでした!



Posted by まつもと市民芸術館at 22:01
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2010年08月28日

生みの苦しみと楽しさ♪

日中の暑さにも負けず、今日も役者の皆さんは様々な顔を見せてくださいました。


 「クローン」
 もし自分と同じ人間がいたら・・・


 「教会に悪魔がやってきたら・・・」


 「神のお告げ、この中に悪魔がいる。だれ?」



 「今日のできばえ、いかに!?」




Posted by まつもと市民芸術館at 01:15
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2010年08月27日

創造の神さま

稽古4日目&5日目、出演者のみなさんも徐々に茅野市民館や茅野に慣れてきている様子でした。

ここ2日の稽古は、気を集中させたり、気持ちを高めたりするストレッチから始まりました。

その後、5名程度のグループにわかれて、作品づくりの為にアイデアを捻出するワーク(上手に文字にできずすみません・・・)を行い、ミニショーイング。
内容はとてもとても濃厚で、笑いの絶えない楽しい稽古が毎日続いています。

稽古4日目 ショーイング風景

  20××年宇宙の旅 風~



  ショーイングを見守る串田さん



  え!こんなところで実験?


稽古5日目


  今日の始まりの体操は太極拳~



  酒向切りこみ隊長 登場☆
  気迫がステキです。 

さてさて、今日はこれからどんな稽古が繰り広げられるのか!?午後1時から、ゆるやかに6日目の稽古スタートです。


Posted by まつもと市民芸術館at 13:27
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2010年08月24日

濃密な稽古

今日は茅野市民館が休館日のため稽古はお休みです。
昨日までの3日間、かなり内容の濃い稽古が行なわれていました。

1日目は顔合わせや打ち合わせ、ワークショップもあったので、
実質の稽古時間はそれほど長くはありませんでしたが、
2日目・3日目は、稽古は午後からですが、
午前中から来て、自主練習をする人も多く見受けられました。
稽古が終わっても、引き続き話し合う時間を持ったり、
とても充実した雰囲気です。

稽古の内容としては、
ウォーミングアップ、サーカスの要素を取り入れたエクササイズ、
音楽稽古、「ファウスト」についての話し合い、などです。
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Posted by まつもと市民芸術館at 12:57
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2010年08月23日

身体を楽しむ!道化師ワークショップ

ワークショップが始まり、
初日からいきなり関連企画のワークショップも行なわれました。

どちらもワークショップと呼ぶとわかりにくいので、
『ファウスト』のワークショップを稽古、
関連企画のワークショップはそのままワークショップとさせていただきます。

顔合わせから熱い語り合い、そして打ち合わせを経て…19時から
関連企画「身体を楽しむ!道化師ワークショップ」が行なわれました。
講師は『FAUST 2010 in Chino』の出演者でもある金井圭介さん。

身体の柔らかさとバランスが大事ということで、
まずは楽しみながらできるストレッチ。

皆さんグルグル回っています。

次は、バランス。
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Posted by まつもと市民芸術館at 17:01
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2010年08月22日

稽古が始まりました

 8月21日、いよいよ、『FAUST 2010 in Chino』の稽古が始まりました。この日は、まず、日本人の俳優さんたちが一堂に会しました。あえて“日本人の”と書いてみたのは、9月1日からはフランス、イタリア、そしてカンボジアからヌーボー・シルク(新しいサーカス)のパフォーマーの皆さんが来日していらっしゃるからです。




 

 およそお芝居の稽古というのは、みんながそろった顔合わせがあって、作家や演出家の挨拶があって、台本をみんなで読んでみる、というところから始まります。今回も、まずは串田監督が、『ファスト』に関しての思いを話すところから始まりました。


「演出など物事を決めていくのではない、自然に決まっていくものだ」
茅野市民館という演劇にのめり込める環境で、世間の動きなど気にせずに、じっくりと芝居つくりにのめり込める状況を作った意図です。実は台本もなく、稽古全体がどのように進んでいくかは、私たちスタッフはまるで知らされておりません。すべては演出家のタクトと、役者さんたちの豊富なアイデアから生まれてくるもの。それを劇作家の鈴木哲也さん、『ファウスト』の専門家・酒寄進一先生が台本にまとめてくいくのです。
「制作など周りのスタッフはすごく心配するだろうけど、そういったものに負けずにやっていきましょう」
とても贅沢な稽古の始まりです。




 続いて酒寄進一先生が熱く、『ファウスト』について熱く語ってくださいました。こうした専門の方が稽古場についてくださるのは、とても心強いものです。
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Posted by まつもと市民芸術館at 11:41
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2010年08月20日

串田和美(まつもと市民芸術館芸術監督、俳優、演出家)挨拶





 8月下旬から9月にかけて、ひと月ほど、「茅野市民館」で演劇のワークショップをさせていただきます。そして、その作業の中から、新しい形の新鮮でユニークな演劇が生まれることを楽しみにしています。


 何故、「茅野市民館」を選んだかというと、この施設がとても気に入ったからです。この豊かな演劇環境の中で、優秀な、俳優たち、ミュージシャンたち、パフォーマーたちが集まって、試行錯誤しながら、作品をつくっていきたいと思ったからです。そして何より、こんな施設を支えている、茅野のみなさんとの出会いの中から、何かが生まれることを期待するからです。


 今回の題材は『ファウスト』です。といっても、ゲーテの書いたあの有名な『ファウスト』ではなく、そのおおもとのお話、つまり実在したとされている錬金術師ファウスト博士の物語が出発点です。実は民衆の好奇心と想像力が語り伝えた「ファウスト博士の伝奇」から、多くの作家が戯曲を書いたのです。そして極めつけが、ゲーテが生涯をかけた戯曲なのです。人間の限りない欲望と、科学の出発点のような錬金術、そして謎の消滅。


 一昨年は、「まつもと市民芸術館」で同じ題材をもとに、俳優たちがワークショップを行いました。今回は、俳優のほかに、ヨーロッパのサーカス芸人や音楽家たちも交えて、もう少し具体的な姿が見えてくることでしょう。その間に、この作品作りの工程を皆さんに見守っていただき、感想など聞かせてもらえたら嬉しいです。


 それから、集まった俳優や芸人たちとみなさんとの交流のワークショップも開きたいと思っています。今僕の頭の中は楽しい計画でいっぱいです。

                                          串田和美
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Posted by まつもと市民芸術館at 13:56
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